ついにBLにはまる?


高河ゆん画集「YOUR EYES ONLY」 (高河ゆんイラスト集 (1))

高河ゆん画集「YOUR EYES ONLY」 (高河ゆんイラスト集 (1))

買っちゃったよ!まあ普通の(売れた漫画家のよくある)画集かと思われます。
ガンダムseed付きじゃ!(あ。Zもあるのか)
「あなただけが 見ればいい」というタイトルがいいね。
私は初期のカラースクリーントーンで描いたという絵が見たかったのだが
こんな新しい画集には載っていませんでした。
この画集のなかでは表紙の絵がすきかなあ。
やおいによく出てくる少年の姿をとった少女といいますか。
あとはアーシアンの絵かな。ちはやは女の子にしか見えないっす。
BLなんだけれどプラトニックで中身はバリバリの少女漫画、というやつを今とても読みたい!


なるしまゆりの本も注文してしまった…。
セブンアンドワイは送料・代引き料がかからないので便利です…。
コンビニの店員の女の子は
店が仕入れたわけでもない、中身の見えない謎の商品を謎の相手に渡さなければならないから
ちょっとへんてこな顔をしていました。
まあこちらが勝手に注文して、近所だからって受け取り先の店に指定してしまったものだから。


そうそう前回言い忘れたんですが、
LOVELESSで着目すべき点があるとするなら
それは児童虐待とかそういうことではなくてですね
(正直それについては作者はあまり真面目に書いてないと思うぞ)
戦闘機とサクリファイスが赤い糸で結ばれたカップル単位であることなのではないでしょうか。
知ってのとおり、やおいっていうのは強烈な一夫一婦制であります。
相手が絶対であって、自分にとってただひとりであって、それ以外は考えられない。
別にアレはゲイでもなんでもなく「男」が好きだからではなく
「好きな奴がたまたま男だっただけ」なのですね。
この漫画は男・女の組み合わせももちろんですが、
女・女、男・男の組み合わせもあるので、
相手をただ一人としている点で女性向、王道のやおい漫画ですよね。


そしてこの一夫一婦制から外れた存在なのが
主人公の立夏(本当はどこかにふさわしい相手がいるのにも関わらず別の相手を選んだ)と
兄・青柳清明(本来大切にすべき戦闘機を使い捨てにする。BELOVEDってファムファタールみたいなもの?)
なのですね。対照的な存在です。
我妻草灯も外れた存在ですが、
でもこの人は相手の所有物になるただ一回の機会を待っているわけだから
一昔前のお見合い時代の女の人みたいだ。
(そしてそれを破ってしまったわけだからバツイチなのか)
(それともただひとりの存在がおらず、代替が効くわけだから愛人・娼婦的存在なのか)
(なんてったって絶対玩具支配者編ですから!)
それにしても我妻って名字の人、いるんですね〜。私が見たのは法学関係の本の著者でしたが。